地域創造支援事業アーティストカタログが更新されました
本事業では数年に一度カタログが更新されます。演奏家としてやりたいことの方向性を確認する作業にもなります。この数年はハーモニカとオーケストラの作品を演奏させていただく機会に恵まれました。
不思議なことに、以前はオーケストラ作品は(当たり前ですが)おびただしい音のどれを聞いてよいのかわからない眩暈の様な感覚に圧倒されていました。それで、どちらかというと室内や無伴奏作品など、小さな編成で音の線をしっかりとたどれる音楽に惹かれていました。バッハの無伴奏作品はもちろん、モンポウの密やかなピアノの響き、マドリガルなど。
同様に、当時は練習の合間に時々絵を描いていましたが、いつも鉛筆画で色をつけることはありませんでした。色を選んで乗せることで何かが限定されてしまうような気持になったのだとおもいます。
時を経て気がついてみると、いつのころからかオーケストラ作品を楽しんでいる自分がいます。
絵を描くにふさわしい研ぎ澄まされた時間にはなかなか出会えませんが、去年あまりにきれいだった紅葉の葉をかいた時には、ドキドキしながら色をのせてみました。
次はハーモニカとオーケストラの作品について、書いてみようと思います。
