Concert: (Sat) 21 Sep 11am- St Mary's Amersham
Concert: (Sat) 21 Sep 11am- St Mary's Amersham

Super Duo 2024

イギリスと日本を音でつなぐ- Super Duo・Make Music・Japan・ UK・ Beyond

Super Duo 2024

お陰様で、両国門天ホールにて公演が終了しました。連日の猛暑と大雨予報の為に、お昼の公演はいらっしゃれない方が居られて残念でしたが、その後天候も回復し夜公演は予定通り満員のお客様にお越しいただきました。オンライン配信の準備も万端、コンサートの幕開けからアンコールまで駆け抜けました。ゲストで花を添えてくださった畠山さんと寺澤さん、ライブ配信一切を取り仕切る茨木チーム、森さんの細心のステージマネジメント…、チームのすべの方々と私たちのコンサートに足を運んで下さったお客様、そしてオンライン配信で音楽を受け止めてくれた日本各地の皆様、カナダ、イギリス、ノルウェーその他の海外からアクセスしてくれた皆様、とても大きな暖かい空気に包まれて私たちSuperDuoの音楽をお届けすることができました。心から感謝します。私たちSuperDuo次回公演もご期待ください!Shima&Midori

公演ダイジェスト版:

作曲者紹介(1):光永浩一郎さん

クロマチックハーモニカの為に作品を書く、作曲家の方はどんなことを思いながら書いてくださるのかな…。いつも思います。新しい作品が生まれる時、そこにはいつでも作曲家と演奏者のつながりがあります。かつて光永さんに共演していただいた時に、そのピアノ演奏に衝撃を受けました。そして「肥後てまりうたによるカプリッチョ」が出来た時、私自身も思いもよらないようなクロマティック・ハーモニカの音色や技巧が余すところなく描かれているのを見て、光永さんの視点から見るクロマティック・ハーモニカの世界がこんなに豊かなものなのかと作曲家・光永浩一郎さんへの尊敬の思いを新たにし、そして心強く感じました。当時、この作品の視覚的なイメージのお話もしてくださり、とても楽しくて演奏の前に少しご紹介することもあります。ハーモニカパートが技巧的なだけでなく、ピアノパートも聴きどころ盛りだくさんのこの作品、SuperDuoならではのアンサンブルが光ります。

肥後てまり歌のためのカプリッチョ」2000年にハーモニカ奏者、小林史真さんの依頼で作曲したハーモニカとピアノによる小品。童謡として有名な手毬歌「あんたがたどこさ」の旋律が全曲にわたり使用されている。熊本出身である作曲者は地元の歌をもとにご当地作品の意味合いで編作曲しているが、研究によれば埼玉県川越市を発祥とする説が有力であるという。同じ旋律がつぎつぎと移調されながら展開してゆくが、復調性で二つの楽器がカノンをなす短い間奏のあと中間部はゆっくりとなり寛いだ雰囲気を見せる。終結部で主題が折り重なって提示されるのはフーガ形式における追拍部を踏襲し、あたかも大勢の子供たちによる毬つき大会の様相を思わす。ハーモニカの機能性を盛り込みながら音楽はピアノと対等に繰り広げられる。

光永浩一郎 プロフィル  作曲家・ピアニスト。1966年熊本生まれ。東京芸大付属高校を経て、東京芸術大学作曲科、同大学院で研鑚。作曲を菅野光亮・野田暉行・川井学の各氏、ピアノを岩倉孝子、鬼塚久子・伊奈和子の各氏、ソルフェージュをアンリエット・ピュイグ=ロジェ氏に師事。ジャンルにこだわらない音楽活動を行いピアニストとしても活動。「ブラジリアーナ第8番:ニャタリ・ピアノ曲集」はレコード芸術で特選に選出。管弦楽、邦楽アンサンブル、混声合唱のために書かれた「水のカンタータ(2011)」で熊本県芸術文化懇話会新人賞を受賞。左手ピアノのための作品を多く書き舘野泉氏のために作曲した「サムライ(2012)」、左手ピアノと室内管弦楽のための協奏曲「泉のコンセール(2017)」等は海外でも演奏され好評を得た。このほかハーモニカ、ギターとクラヴサンのための三重奏曲(2002)、ある時代のための追憶のために(2005)~ヴァイオリンとギターのための、左手ピアノためのソナタ「苦海浄土によせる(2019)」等の作品がある。

ゲスト紹介(2):寺澤ひろみさん

本日はもうひと方のゲスト・寺澤ひろみさんをご紹介します。寺澤さんに初めてお会いしたのは、長らく休止していた日本での演奏活動再開のお披露目会を計画した、年の瀬も押し迫った2022年の冬のことです。演奏会場を提供してくださったモリダイラ楽器のS氏から「史真さんが会をすると聴いて、是非来たいとおっしゃる方がいるのですが…」とのことで、「勿論大歓迎です」…となっただけでなく「そうしたら当日ご一緒に演奏しませんか、リハは出来ないのですが」などという私の無謀な申し出も快くOKしてくださいました。寺澤さんが連絡してくださったお陰で「アサンブルをやってみたい」という希望が叶いました!

自己紹介(ハーモニカとの出会いやこれまでの演奏歴など)

ー もともと父・博義(2001年他界)が佐藤秀廊先生の元で複音ハーモニカを演奏・指導しており、物心ついた頃から、身の回りには音楽が溢れておりました。ただ私にとってハーモニカは父のもので、自分が職業としてやるとは少しも思っていませんでした。

そんな折、小林史真さんという若く可憐なお嬢さんがハーモニカをなさるという。しかも世界チャンピオンだというので聴きに伺ったことがございます。本当に衝撃でした!

大学入学後、ハーモニカソサエティーというサークルに入りました。同時に、クロマティックハーモニカを竹内直子先生に師事。大学三年生の時父が癌で他界したため、独学で複音ハーモニカを習得。半年後、世界大会の複音ソロ部門に初出場で優勝してしまいました。

それから、右往左往・四苦八苦しながらも、クロマティックハーモニカと複音ハーモニカの二刀流を続けております。

現在取り組んでいることや演奏会 等の宣伝があれば

ー 毎週金曜夜11時からBS-TBSにて放映中の「おんな酒場放浪記」に出演しております。

SuperDuo2024にゲスト出演いただくことについて

ー 一昨年の年末に、史真さんのホームパーティにお邪魔し、畠山さんと一緒に3人で演奏させていただきました。

まさかそんなことが起こるとは思ってもおらず、その胸の高鳴りを今も覚えています。

小林史真さんを初めて観たあの日の、客席にいた自分に声をかけるとすれば、挫けずにやってきてくれてありがとうの一言につきます。

ハーモニカアンサンブルの楽しさを思い出す機会をいただけることに感謝します。

趣味など 

ー 趣味:能狂言・歌舞伎・落語・音楽鑑賞・茶道・読書・アルゼンチンタンゴ・サルサ・ドライブ・F1観戦。好きな俳優:七代目尾上菊五郎、里見浩太朗、田中泯推し力士:琴櫻、翔猿好物:固めプリンと海老

ゲスト紹介(1):畠山美桜さん

SuperDuo2024の夜公演にゲスト出演してくださる畠山さんに自己紹介とメッセージをいただきました。イギリスに移住してから5−6年ほどは殆どパソコンも触らずに過ごしていた私。改めて日本のハーモニカの様子について興味を持ち始めてネット検索をしたときに見たのが、美桜さんのCD発売の写真でした。しかも、私がお世話になったレコード会社FONECからということで、勝手に親近感を覚えていました!その数年後にご縁あってお会いした時に(私は初対面だと思っていました)、私の演奏を聴いていただいたことがあると知った時は腰が抜けそうにびっくりしてしまいました。

両国門天ホールには毎年コンサートでお邪魔しておりまして、今年も5月に演奏させていただく機会がありました。思えば両国に移る前、門前仲町の「門仲天井ホール」時代から、コンテストに応募するための録音でも利用させていただくなどお世話になっております。史真さんのコンサートを見に行ったこともありました。ですので、このたび史真さんと門天ホールで同じステージに立てるということには何とも言えない感慨深いものがあります。

畠山実桜の人となりが伝わるようなメッセージを、ということですので、特段どなたかにお伝えするほどの人間でもないのですが、ゲッターズ飯田さんの五星三心占いから自分で「当たってる!」と思うものを一部ご紹介したいと思います。

「集団行動が苦手」…組織での活動は向いていません。

「話しかけづらいと思われやすい」…よく言われます。

「日影が好き」…暑いのも眩しいのも苦手で、かつ夜型です。

ほかに「思い出にすがる」という星もあるそうで、たしかに最近は大学時代の部活動(ハーモニカ・ソサイエティ)の仲間がウン十年ぶりに集まってくれて練馬文化センター大ホールで10月13日(日)12:30開演の「創部95周年演奏会」(入場無料)で一緒に演奏できることになったのがとても嬉しく、ボランティアで一生懸命に準備をしています。

また、「頑固で一度決めたら貫き通す」星も持っているらしいので、なにか頑固に貫いていることはあるだろうかと思いめぐらしてみると、産後の社会復帰で始めたクロマティック・ハーモニカの講師歴がもう10年以上になっていました。生徒さんたちと年1回開催する「クロマチック・ハーモニカの音楽会」も今年で8回目を数えます。こちらはミューザ川崎シンフォニーホール市民交流室で10月20日(日)のお昼過ぎから開演です(入場無料)。

そして、2024年8月の仕事運をみると「自分の力を出しきるつもりで取り組みましょう」とのことです。これはきっと「Super Duo 2024」のゲスト出演のことでしょう。「ワンテンポ遅い」星が気がかりですが、もちろん全力でやるに決まっています。「アイデアや芸術系の才能を活かせれば力を発揮する」星が心の支えです。

Come and join us from anywhere!

We will be live streaming this concert from Tokyo, share the excitement with us!

Ticket available from HERE

オンライン配信もします!

8月22日両国門天ホールコンサートは、オンラインでも楽しめるように準備しています。遠方にお住まいの方、海外の方達とも音楽で繋がれますね。チケットの購入はこちらからどうぞ!

コンサートご案内ができました

チケットのご予約はこちらからどうぞ!

8月22日両国門天ホールコンサートのチラシができました。夜公演では、ゲストに畠山実桜さんと寺澤ひろみさん、お二人のハーモニカ奏者をお迎えします。

チラシに使った写真は、私の地元で5月に見えたオーロラ。イギリスでオーロラが見られるのは大変珍しく、なんだかとてもラッキーと思ったのでこのかいのお知らせに使いたいなと思いました。

2024年4月

8月22日(木)コンサートのお知らせ

Shima&Midori Super Duo!

夏真っ盛りの東京・両国門天ホールでのコンサートが決定しました!

詳細を随時こちらで更新してまいります。ご案内送信をご希望の方は、メールングリストにご記入ください。まずは、公演時間のお知らせです。皆様に演奏をお届けできるのを楽しみにしています。

昼の部:3時開演(2時半会場)

夜の部:7時半開演(7時会場)

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